ブログ ~健康保険証について
健康保険証について
日本国民は皆保険制度に則り、すべて健康保険に加入する義務がある。健康保険には個人の事業主、家族、従業員が加入する国民健康保険(国保)、中小の事業主、家族、従業員が加入する政府管掌の協会けんぽ、会社の共済組合が保険者となる共済保険、船員保険、退職者医療保険、75才になると否応なく後期高齢者保険に移行させられる。
さて、わが国も国民の懐を把握するため、かつて住民基本台帳番号制が施行されたが、自治体単位で足並みが揃わず不備が生じて普及しなかった。今度は国単位でマイナンバー制度を設立し国民すべてに番号を振り付けた。マイナンバーと顔写真を付したカードを作成し、身分証明書として使用できると、その利便性を宣伝した。しかしながらそれでもカード取得率は伸びなかった。ところが今度はマイナンバーカードを保険証として使えるようにしようという案が決定し、この3月から発効した。この急な動きに現場は混乱している。
私のところは当面、マイナンバーカードの保険証は読み取り機の用意も出来ていないのとオンライン請求をしていないので、取り扱いをしない旨の掲示をしているが、マイナンバーカード保険証を提示された患者さんは保険診療を断らなければならない。
トラブルになりそうで心配である。当面、マイナンバーカードの取り扱いはしないと患者さんに理解を求めるしかないないか。